Discordの年齢確認が「ゲームキャラ」で突破された?実際の検証事例とその背景
(推定読了時間:5分)
この記事のポイント
- あるユーザーがDiscordの年齢確認をゲームキャラクターの画像で突破したと報告
- Death StrandingのSam Porter Bridges(Norman Reedus)の画像を使用した事例
- 英国の新法「オンライン・セーフティ法」施行後の初の検証事例
- VPN検索が112%急増するなど、法律への反応も注目
- 元記事タイトル:『Users claim Discord’s age verification test can be tricked with video game characters』https://www.thepinknews.com/2025/07/25/discord-video-game-characters-age-verification-checks-uk-online-safety-act/
目次
話題の発端と背景
みなさん、ゲームやチャットサービスで年齢制限に引っかかって困ったことはありませんか?今回取り上げるのは、人気コミュニケーションサービスDiscordの年齢確認システムについてです。
2025年7月25日、イギリスで新しい法律が施行されたのと同時に、Discordが導入した年齢確認システムに関して興味深い検証結果が報告されました。なんと、ゲームキャラクターの画像を使って年齢確認を突破できたという事例が話題になっているんです。これには私も本当にびっくりしました。
2025年7月25日、イギリスで新しい法律が施行されたのと同時に、Discordが導入した年齢確認システムに関して興味深い検証結果が報告されました。なんと、ゲームキャラクターの画像を使って年齢確認を突破できたという事例が話題になっているんです。これには私も本当にびっくりしました。
Death Strandingキャラクターで突破?実際の事例
元記事『Users claim Discord’s age verification test can be tricked with video game characters』では、実際にあるユーザーが試した興味深い事例が紹介されています。
そのユーザーは、スマートフォンのDiscordアプリがアップデートされておらず、パソコンにもウェブカメラがなかったため、なんと『Death Stranding』の主人公Sam Porter Bridges(Norman Reedusが演じるキャラクター)の画像を使って年齢確認を試してみたそうです。
そのユーザーは、スマートフォンのDiscordアプリがアップデートされておらず、パソコンにもウェブカメラがなかったため、なんと『Death Stranding』の主人公Sam Porter Bridges(Norman Reedusが演じるキャラクター)の画像を使って年齢確認を試してみたそうです。
さらに驚くべきことに、Discordの年齢確認システムには「口を開けたり閉じたりして本物の人間であることを証明する」という二次チェックがあるのですが、Death Strandingのフォトモードを使ってキャラクターの表情を変えることで、この二次チェックまで突破してしまったというのです。
結果として、このユーザーはNSFW(成人向け)コンテンツへのアクセスが許可されたと、X(旧Twitter)でスクリーンショット付きで報告しました。
結果として、このユーザーはNSFW(成人向け)コンテンツへのアクセスが許可されたと、X(旧Twitter)でスクリーンショット付きで報告しました。
この事例は2025年7月25日にX(旧Twitter)で投稿され、瞬く間に拡散されました。 AIによる画像認識技術の限界を示す興味深い事例として注目を集めています。
イギリスの新法「オンライン・セーフティ法」とは
2025年7月25日、イギリスでは「オンライン・セーフティ法(Online Safety Act)」という新法が施行されました。この法律は2023年に可決されたもので、日本で例えるなら「ネット上の青少年保護条例」に近い役割を持つ法律です。
この法律の下で、ユーザー生成コンテンツをホストするサービスプロバイダーは、18歳未満の子どもたちを成人向けや不適切なコンテンツから保護するため、厳格な年齢確認システムの導入を義務付けられました。
この法律の下で、ユーザー生成コンテンツをホストするサービスプロバイダーは、18歳未満の子どもたちを成人向けや不適切なコンテンツから保護するため、厳格な年齢確認システムの導入を義務付けられました。
Discordの年齢確認ツールは、ユーザーが顔写真またはIDの写真を提供することを要求し、NSFW(成人向け)チャンネル、サーバー、または成人向け画像・動画にアクセスするために年齢確認チェックを完了する必要があります。
規制機関であるOfcomは、年齢確認基準を満たさないウェブサイトやアプリのホストに罰金を科すことができるとされています。
規制機関であるOfcomは、年齢確認基準を満たさないウェブサイトやアプリのホストに罰金を科すことができるとされています。
法律への反応とVPN検索急増
この新法の施行を受けて、興味深い現象が起きています。2025年7月25日の法律施行後、イギリスでのVPN(Virtual Private Network)の検索がなんと112%も急増したと報告されています。
VPNを使えば、デバイスのIPアドレスを隠して海外のサーバーに接続することで、地域ベースの制限を回避できるからです。多くの人が新しい規制を避ける方法を探していることがうかがえますね。
VPNを使えば、デバイスのIPアドレスを隠して海外のサーバーに接続することで、地域ベースの制限を回避できるからです。多くの人が新しい規制を避ける方法を探していることがうかがえますね。
また、デジタル世界での市民的自由を守ることを専門とする非営利団体「Electronic Frontier Foundation」は、この法律を「インターネットを作り変えようとする危険な試み」と厳しく批判しています。
「プライバシーの代わりに年齢確認を、セキュリティの代わりにエンドツーエンド暗号化のバックドアを、そして言論の自由の代わりに、すべてのコンテンツの常時スキャンとフィルタリングを強いられることになる」と警告しています。
「プライバシーの代わりに年齢確認を、セキュリティの代わりにエンドツーエンド暗号化のバックドアを、そして言論の自由の代わりに、すべてのコンテンツの常時スキャンとフィルタリングを強いられることになる」と警告しています。
実際に、この法律を理由に運営を停止したウェブサイトも既に複数出てきているそうです。小規模なウェブサイトにとっては、法律への対応コストが運営継続を困難にしているのかもしれませんね。
今後の課題と日本への影響は?
今回の事例を受けて、世界的なIT企業やSNSのセキュリティ対策全般に警鐘が鳴らされています。日本でも多くの学生や若者がDiscordを活用していますが、同様の問題が起きないか心配ですよね。
AIや自動画像認識技術は便利ですが、まだまだ完璧ではないということが改めて明らかになったと感じました。
AIや自動画像認識技術は便利ですが、まだまだ完璧ではないということが改めて明らかになったと感じました。
運営側は今後、より厳格な本人確認や追加の検証手順など、さらなる対策が求められるかもしれません。一方で、プライバシーと安全性のバランスをどう取るかという難しい課題も浮き彫りになっています。
あなたは、オンラインサービスの年齢確認について、どの程度の厳格さが適切だと思いますか?便利さと安全性、そしてプライバシーのバランスを考えることが、これからの時代には本当に重要だと思います。私も今回の事例を通じて、技術の限界と可能性について改めて考えさせられました。



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