Linux創始者リーナス・トーバルズの驚きのPC選び:2017年製AMD RX 580とIntelノートに回帰

リーナス・トーバルズ氏のPC選び:AMD RX 580とIntel復帰 テクノロジートレンド
Linux創始者リーナス・トーバルズ氏が2017年製AMD RX 580を未だに使い続け、Apple SiliconからIntelノートに乗り換えた理由を徹底解説。

リーナス・トーバルズ氏のPC環境に驚き!2017年製AMDグラボ&Apple SiliconからIntelへ

Linuxの生みの親、リーナス・トーバルズ氏が、実は今でも2017年発売のAMD製グラフィックカード「RX 580」を使い続けていることが、Linux Kernel Mailing List(LKML)でのバグレポートから明らかになりました。また、最近ではAppleの最新チップ「Apple Silicon」搭載のMacではなく、Intel製のノートパソコンに戻ったという意外な選択も判明しています。今回紹介するのは『Linus Torvalds still uses an AMD RX 580 from 2017 — also ditches Apple Silicon for an Intel laptop』という記事です。トーバルズ氏自身が「same old boring Radeon RX 580(いつもの退屈なRadeon RX 580)」と表現したこの選択から、最先端を追いかけるイメージの強いリーナス氏がなぜ古めのハードウエアにこだわるのか、その理由を探る内容になっています。

  • リーナス氏は2017年発売のAMD RX 580を使い続けている(約8年前のグラフィックカード!)
  • 5K ASUS ProArtモニターを問題なく駆動する実用性を評価
  • Apple M1 MacBookからIntel製ノートへ戻った理由とは?
  • 「安定性重視、新奇性軽視」の実用本位な選択が際立つことがわかる

なぜ8年前のAMD RX 580を未だに愛用?リーナス・トーバルズ氏の堅実な選択

多くの技術者は最新のパーツにアップグレードしたがるものですが、Linuxカーネル開発者のリーナス・トーバルズ氏は少し違います。2017年発売のAMD RX 580という古参のグラフィックカードを今でも使い続けているんです。これには本当に驚きました。何故なら、このグラフィックカードは発売から既に約8年もの間現役で、最新ゲームや映像編集向けのハイエンドモデルとは性能差が大きいからです。

しかし、実際にはこのRX 580は現在でも5K解像度のASUS ProArtモニターをDisplay Stream Compression(DSC)技術を使って問題なく駆動しています。彼自身は「このカードはLinuxとの互換性が良く、安定して動くから」という理由で使い続けていると説明しています。まさに実用性を最優先した判断ですね。AMDは長年にわたってオープンソースドライバーの開発に積極的に貢献しており、RX 580のようなPolaris世代のカードは成熟したサポートを受けています。新しいハードではたまにドライバーの問題や不具合が発生しやすいですが、RX 580は長らくサポートが続くため、トラブル知らずで快適に作業が進みます。

Apple SiliconからIntelノートへ、戻った理由は?

さらに驚きなのは、彼がApple M1 MacBookから離れ、Intel CPU搭載のノートパソコンに切り替えたことです。Apple Siliconは、省電力かつ高性能で多くの話題を集めていますが、Linuxカーネル開発者にとってはまだ課題も少なくありません。

彼は、Intelベースの環境の方がLinuxの開発・テストに向いており、互換性やパフォーマンス面で信頼できると言っています。実際、Apple Siliconの環境ではハードウェアのロックダウンやカーネル開発の複雑化といった問題があり、オープンソース開発には制約が多いのです。現在は Intel統合グラフィックス「i915」を搭載したラップトップを使用しており、これには本当にびっくりしました。最新の注目ハードを追いかけるより、むしろ確かな土台を選ぶところに彼のプロフェッショナルなこだわりを感じます。

「安定性重視、新奇性軽視」の実用主義哲学

トーバルズ氏のハードウェア選択は、彼の「stability over novelty(新奇性より安定性)」という哲学を体現しています。デスクトップではAMD Ryzen Threadripperシステムと組み合わせてLinuxカーネルのコンパイル作業を行っており、「十分に良い」性能に達したら、それ以上の生の性能はそれほど重要ではないという考え方です。

これは単なる「古いものへの愛着」ではなく、実用性と長期サポート、そして不要な複雑さへの嫌悪を表した声明なのです。オープンソースの世界では、ハードウェアとソフトウェアの透明性と制御可能性が何より重要だということを、彼の選択は物語っています。

まとめ:最先端よりも仕事効率を優先するリーナス氏のPC選び

今回紹介した記事『Linus Torvalds still uses an AMD RX 580 from 2017 — also ditches Apple Silicon for an Intel laptop』(この記事)から分かるのは、最新技術の注目度に惑わされず、あくまで自分の仕事に最適な環境を追求する姿勢です。約8年選手のAMD RX 580を使い続け、Apple Siliconを離れてIntel機に戻る決断は、性能の数字だけでは測れない実用性や安定性、そしてオープンソースとの親和性を物語っています。

皆さんはパソコン選びで「最新の方が良い」と思い込みがちですが、この話を聞いてどう感じましたか?トーバルズ氏のように、最新技術のベストではなく、自分の用途に合った”最善の環境”を見極めることが、本当に大切なのかもしれませんね。あなたのPC選びの基準は何ですか?

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