Internet Archiveがアメリカの連邦寄託図書館に指定!

Internet Archiveがアメリカの連邦寄託図書館に指定! テクノロジートレンド
Internet Archiveがカリフォルニア州上院議員の指名により米国連邦寄託図書館に指定。1兆ページのウェブアーカイブを持つ非営利団体が政府文書保存の公的役割を担うことに。

Internet Archiveがアメリカの連邦寄託図書館に指定!

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この記事のポイント
  • Internet Archiveがアメリカ連邦寄託図書館(federal depository library)に指定
  • カリフォルニア州上院議員アレックス・パディーヤ氏が指名
  • 1兆ページ以上のウェブページがアーカイブされている巨大プラットフォーム
  • Trump政権下での政府情報削除という政治的背景も
目次

Internet Archiveって何?

皆さん「Internet Archive」という言葉、聞いたことありますか?
正直、私は名前だけは知っていましたが、「なんとなく古いインターネットの記録を保存しているサイト」くらいにしか思っていませんでした。

Internet Archive(インターネット・アーカイブ)は、1996年に設立された非営利団体で、インターネット上のウェブページ、電子書籍、動画、ソフトウェア、音楽など膨大なデジタルデータを収集・保存し、誰でも無料でアクセスできるサービスです。

特に有名なのは「Wayback Machine(ウェイバック・マシーン)」という機能で、過去のウェブサイトをまるでタイムマシンのように遡って見ることができるんです。
日本で例えるなら、「国立国会図書館のウェブ版」といった感じでしょうか。

その規模の大きさには本当に驚かされます。2024年10月時点で1兆ページものウェブページがアーカイブされているそうです。1兆という数字、想像もつきませんよね。これを知って、私は本当に驚きました!

今回の大ニュース:なぜ今「連邦寄託図書館」なの?

2025年7月、カリフォルニア州上院議員アレックス・パディーヤ氏の働きかけによって、Internet Archiveが「連邦寄託図書館(federal depository library)」に指定されました。英語の記事タイトルは「The Internet Archive just became an official U.S. federal library via Sen. Alex Padilla」です。「連邦寄託図書館」って日本ではあまり聞き馴染みがないですが、政府文書をアーカイブする全米1,000以上の図書館ネットワークの一部のこと。Internet Archiveは、このネットワークに参加する初の完全オンライン図書館となりました。

実は、この指定には重要な政治的背景があります。Trump政権が「反woke」の大統領令の下で連邦ウェブサイトから情報を組織的に削除している中で、Internet Archiveが政府文書への公的アクセスを保障する役割がより重要になっているのです。

時代の証言者としての役割が公式に認められたのは、とても感慨深いですね。

アメリカ社会や世界へのインパクト

この公式指定によって、何が変わるのでしょうか?まず、政府文書への公的アクセスが強化されました。Internet Archiveの利用者は、ユーザーがアップロードした資料やアクセス可能なウェブサイトから保存された資料に加えて、政府の一次資料にもアクセスできるようになります。パディーヤ上院議員は政府出版局の文書監督官に宛てた公式書簡で「Internet Archiveは連邦寄託図書館として、全国および世界中のコミュニティが連邦政府出版物にオンラインでアクセスできるよう障壁を取り除く手助けをする」と述べています。

また、大学・研究機関・政府・一般市民まで幅広く活用されていて、過去の情報を検証したり、政府の透明性向上に役立つツールとしても機能しています。特に現在のような政治的に敏感な時期において、その役割はますます重要になっています。

あなたも、政府の情報がいつの間にか削除されていた、なんて経験はありませんか?そんな時にInternet Archiveのような存在があることは、本当に心強いですよね。

著作権をめぐる課題や今後の注目点

ただ、いいことばかりではありません。

Internet Archiveは、その膨大なアーカイブの中に著作権の切れていない資料も多く含まれているため、「無許可のデジタル著作権・配布ビジネス」として複数の著作権侵害訴訟を受けてきました。

Internet Archiveとその熱心な支持者たちは、このウェブサイトは「専門図書館」であり、オンラインデータベースに作品(書籍、音楽、その他の資料を含む)を保存する権利があると主張しています。幸い、政府文書は著作権フリーなので、この新しい役割においては著作権問題は発生しません。

また、昨年はサイバー攻撃により数週間にわたってサービスが停止し、ハッカーが数百万のユーザープロファイルとサポートチケットにアクセスしたと主張する事件もありました。

今後は、著作権者とどうバランスを取っていくか、公的な認定を受けてさらに注目されていくことでしょう。

まとめ:日本人にとっての意味とは?

Internet Archiveがアメリカ政府から「連邦寄託図書館」に指定されたことで、今後さらに政府文書や世界の多様なデータの保存・公開が進むのは間違いありません。

日本の歴史的サイトや資料も多く保存されているので、例えば昔の自分のブログや会社のサイトがどうだったか調べてみるのも面白いですよ。私も試しにWayback Machineで10年前の「Yahoo! JAPAN」のトップページを見てみたら、デザインもサービス内容も全然違っていて懐かしさと哀愁を感じました。パディーヤ上院議員が述べたように「Internet Archiveは情報へのアクセスに対する数え切れない障壁を取り除いてきた」のです。今やインターネットの「記憶装置」としてますます存在感を増していくInternet Archive、皆さんもぜひ一度覗いてみてください。

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